NPGと歩く上高地

2007.5.17
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NPGと歩く上高地

焼岳

5月16日(水) 天気快晴 午後曇り
「新まつもと物語」市民記者メンバー5名は、
NPG(ナショナル・パークガイド)インタープリターの
太郎さんとフルさんのガイドで、上高地の魅力を再発見出来ることを
目的に取材に出かけました。

晴天の上高地、大正池に映る焼岳の美しさに心が奪われます。

双眼鏡小道


午前中のコースは、大正池〜河童橋(3.5キロ)の上高地メインストリートです。前半は、自然観察をメインにした案内を受けました。
最初に説明を受けて、双眼鏡とネームカードを渡されました。
池の鴨、川魚、芽吹き出した木々を眺めながら、様々な自然の話をお聞きしながら、ゆったりと歩きます。
バスターミナル
上高地バスターミナルには、午前にも関わらず観光バスが、たくさん駐車されていました。
さすが、人気の観光地です。

二輪草虫メガネ

前半は、自然観察ガイドでしたが、
後半は、インタープリテーション(通訳*自然などについてわかりやすく人に伝え、知識そのものを伝えるだけではなく、その中にあるメッセージも伝える行為。*)というスタイルの案内をして頂きました。

河童橋から更に奥に2.3分進むと、小梨平キャンプ場エリアに入ります。
小梨平エリアを90分程滞在しました。

写真左は、ニリンソウ(二輪草)の群生地です。
ここで、虫の気持ちになってみよう、蚊の気持ちになってみようという体験をおこないました。虫になったつもりで、虫メガネをもらいニリンソウに近づきます。
さぁ〜どんな世界が、待っているでしょうか。
体験しないとわからない、不思議な世界です!
◎ニリンソウは、5月末が最盛期で、6月初旬まで楽しめるそうです。

鏡
続いて、鏡を渡されて鼻にあてて歩きます。
なんと、これまた目で見るのとは、違う世界が広がっています。
河童橋周辺には、大勢の観光客がいます。
徒歩2.3分の小梨平に足を踏み入れていくと、
まるで違う場所のように静まりかえり、
ほとんどすれ違う人もいません。

小梨平の梓川沿いから眺める穂高連峰は、太郎さんお奨めの絶景スポットです。ここでたまに昼寝をしているそうですよ。

おまっ茶ゆずきんつば


梓川沿いの木のベンチで、休憩です。
NPG秘密兵器?青空お茶会の始まりです。
穂高連峰をバックに太郎さんが、お抹茶を点てて下さいました。
お茶菓子は、五千尺ホテルお土産屋さん、
目利き委員会和菓子部門人気ナンバー1の「ゆずきんつば」です。
このまま、ここで寝てしまいたいような寛いだ時間が、流れていきます。

清水川清水川2


清水川という、全長200Mしかない大変短く、清らかな川があります。
水が湧き出して、川が流れていて、このエリアの水はこの川から供給されているそうです。トイレの水さえも、清い上高地です。


【お奨め情報】

風呂梓川定食


標高1500Mの上高地には、楽しいものや様々な施設があります。
温泉も「上高地温泉ホテル」「上高地清水屋ホテル」などがあります。
ここ、小梨平キャンプ場にも大人400円で入浴できるお風呂があります。

おいしいお食事処もたくさんあります。
今日は、河童橋の左岸にある「河童食堂」で、お昼を頂きました。
写真は、梓川定食ボリュームたっぷりの豪華な定食は1500円です。

帝国cafe
大正池から河童橋までの間に、上高地帝国ホテルで珈琲ブレイク
上高地の魅力は、なんと言っても水です。
珈琲とケーキのセットは、1500円です。珈琲のお代わりが頂けます。
長期滞在をされる方も少なからずいる上高地は、松本市でも人気の高いスポットです。
ここには、書ききれないくらいのたくさんのお楽しみが、いっぱいです。

今回、初めてNPGインタープリターのお二人と上高地を体験して
更にその魅力が、高まりました。

決して、広いエリアではありませんが、個人個人の楽しみ方が見つけられる
上高地です。
後日サイト内の「てくてくマップ」に、今回のコースと更に詳しい情報が、掲載されます。   お楽しみに!
NPGについて詳しくは、こちらをご覧下さい。(別画面表示)

上高地の公式HPは、こちらをご覧下さい。(別画面表示)

『NPGと歩く上高地2』へ続く