今も卸問屋として営業、店頭での展示販売も
明治時代から畳表の卸問屋として営業されています。
店頭では、国産い草を使用した上質な製品はもちろんのこと、のれんやほうきなど日本の暮らしに欠かせない伝統的な工芸品が、充実の品揃えで展示販売されています。
店主自ら出向き日本各地で見つけてきた暖簾は、数千円台の気軽に購入できるものから、何万円もするような作家ものの一点ものまで並んでいます。
また気軽に購入できるものとしておすすめはムシロセッタです。鼻緒の色も色とりどり、形も様々取り揃えているため、好みの品を楽しく選ぶことができそうです。
国産のい草へのこだわり
ホームセンターなどで目にする輸入い草と鍋屋商店さんで扱われている国産い草では擦り切れ強度が違うそうです。輸入い草では補強のため花ござには裏貼りが必要ですが、こちらで販売している花ござには裏貼りがありません。全てい草を織って作られていて、裏表で模様も違うのでリバーシブルで使用することができ、床暖房のお家やフローリングでも使用できるそうです。
英語の商品説明も
店内には英語での商品説明も用意されていました。
外国への花ござの発送を希望されるお客様も時々いらっしゃるそうです。外国人にも和の暮らしを感じて楽しんでもらえるお店です。