女鳥羽川めとばがわ

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女鳥羽川
女鳥羽川

古くは、国宝松本城の総掘りを更に囲む要塞として機能していました。
美ヶ原の稜線の北はずれにある武石峰直下付近に源流があります。

源流は中の沢・本沢・舟沢の3つがあり、そのまわりを戸谷峰・武石峠・袴越山などの分水嶺が丸く囲んでいます。一ノ瀬(約900m)で3源流は一本になり、稲倉からは南に向きを変えて下ります。扇状地の平野が急に広がり、標高700m付近までは里山の景観が続きます。

季節には、カジカカエルをはじめ数種類の蛙の鳴き声を楽しめます。蛍も見ることが出来ます。
近年では、生態系を乱すアレチウリが勢力を増して問題となっています。

市街地を南に下り標高600mをくだると、また向きを西にかえ、そのまま市街地を西に横切り標高580mの所で田川に合流します。

ここまでで標高差約1300m、全長約17Km 松本市街地を流れる美しい川です。

 

*参考資料「マップ女鳥羽川帰ってきたいきものたち 読み物編 《女鳥羽川の自然を考える会》」

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2020.6.9 ※経年変化により、記事の内容と現在の状況は異なる場合があります