SKOブラス・アンサンブル松本公演

2019.1.25
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SKOブラス・アンサンブル松本公演

2019年1月24日松本市音楽文化ホールでSKOブラス・アンサンブル松本公演がありました。

2015年の夏「セイジ・オザワ松本フェスティバル」の時のふれあいコンサートで結成したブラス・アンサンブル。
素晴らしい演奏に再演を熱望する聴衆と「この仲間でもっと演奏したい」とメンバーの想いから2017年1月にサイトウキネン・オーケストラ・ブラスアンサンブルのコンサートが実現しました。フェスティバルとしては異例のことで全国4都市(東京・松本・広島・水戸)を回るツアーで、大成功を収めました。
2回目となる今回は、松本・大阪・東京・水戸・広島・東海市・いわきの全7都市を周ります。
そのトップを切っての松本公演。チケットは早々に完売し約700人の観客が世界トッププレイヤーたちの演奏に魅了されました。

デュカス:「ラ・ペリ」へのファンファーレ

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番BWV1004より「シャコンヌ」
小澤征爾にとってもSKOにとっても特別な一曲。

ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
チャイコフスキー:《白鳥の湖》より4つの小品
Ⅰ.情景 Ⅱ.白鳥たちの踊り Ⅲ.ナポリの踊り Ⅳ.ハンガリーの踊り

ヴェルナー・ピルヒナー:ファイヤーウォーター・ミュージックPWV22より 第1曲私は省みなかった
クリスチャン・ミュールバッヒャー:ミニマル・ミュージック11&1

ザ・ビートルズ・メモリーズ
イエスタデイ~ペニー・レイン~マジカル・ミステリー・ツアー~デイ・トリッパ―~ノルウェイの森~ハロー・グッドバイ~レット・イット・ビー

バーンスタイン:《ウエスト・サイド・ストーリー》より
Ⅰプロローグ Ⅱ素敵な気持ち Ⅲどこかへ Ⅳマンボ Ⅴアメリカ

ブラス用に編曲するのもメンバーがやっていたりして、ホントに手作りの曲になっています。
アンコールはアラジンのホールニューワールドバードランドの2曲

全8曲とアンコール2曲の華麗なサウンドに大きな拍手が止まりませんでした。

出演者
トランペット
ガボール・タルコヴィ(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席)
カール・ゾードル(グラーツ交響楽団首席)
高橋 敦(東京都交響楽団首席)
服部 孝也(新日本フィルハーモニー交響楽団首席)
ホルン
ラデク・バボラーク(フリーランス 水戸室内管弦楽団)
阿部 麿(フリーランス)
勝俣 泰(NHK交響楽団)
トロンボーン
ワルター・フォーグルマイヤー(ウィーン交響楽団首席・ウィーン・トロンボーン四重奏団)
呉 信一(東京音楽大学教授・京都市立芸術大学名誉教授)
バス・トロンボーン
ヨハン・シュトレッカー(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)
チューバ
ピーター・リンク(仙台フィルハーモニー管弦楽団首席)
ティンパニ&パーカッション
竹島 悟史(NHK交響楽団)