OMF 小澤征爾総監督 松本入り

2019.8.17
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OMF 小澤征爾総監督 松本入り

昨日松本入りした小澤征爾総監督。2年ぶりです。
今日ザ・ハーモニーホールでのリートデュオ発表会終了後 小ホールで松本入りの取材の時間がありました。
菅谷昭 松本市長、堀伝 サイトウ・キネン財団理事長と一緒に登壇した小澤総監督。

Q:2年ぶりの松本入り今のお気持ちいかがですか?
A:あぁうれしい!やっとこれてうれしいですよ!! 市で借りていただいている家も入って懐かしいから倍楽しいです。残念なことはそばにあった水車のついた蕎麦屋がなくなっちゃった(笑)。全く惜しいことをした。蕎麦屋さがさなきゃいけない。

Q: 現在小澤さんはOMFを見守るスタイルですが、OMFの現状と今後をお聞きしたい。
A:ぼく、指揮したいですよ。指揮したい!だから指揮させてください。もちろん助けてもらわなければだめだけどね。

Q:ファビオ・ルイージさんやディエゴ・マテウスについてはどうですか?
A:すっばらしいよ。サイトウ・キネンのオーケストラってね、ぼくの仲間、うるさいんですよ、みんな、指揮者に対して。ぼく以外の指揮者みんなダメだった。ところがね、ファビオ・ルイージはみんな大好き。これはぼくにとってすごいうれしい。何年ぶりかでオペラありますからもっともっとやってもらいたい。
ぼくもオペラ大好きだから。

Q:28回目の松本でのフェスティバル。小澤さんの音楽人生の中でどんなですか。
A:すんごい大事なものです。まずサイトウ・キネンオーケストラ、これがぼくにとって宝です。奇跡的なこと起きたわけ。SKOができてからぼくとやるようになってフェスティバルができた。松本はぼくにとっては自分の場所みたいなところ。

Q:若い世代の音楽家に伝えたいことは
A:スイスアカデミー、これがねぼくにとっては宝ですよ。ぼくも勉強になる。教えてるとね。

Q:明日も弦楽四重奏曲 やりますが、ここのところよくお聞きしますが
A:ベートーベンが生涯で最後に書いた曲。音楽のすべてが入ってる。そういうのがOp.135ね。最後に弦楽四重奏で終わってるんですよね。
このほかにも子どもたちのためのプログラムのことや、オペラのこと、お話をお聞きしました。

体調は大丈夫ですか?と、声をかけられ
まぁまぁまぁと言って足踏みして見せてくれた小澤さんでした。

さぁOMF始まりました。