街中の新しいランドマークが来年GW頃オープンします!
風景の共有と大人の空間が街の回遊を高める新しいビル
現在松本市中央本町のメイン通りのど真ん中に建設中の、信濃毎日新聞社松本本社ビル建設中現場に見学会に参加してきました。
参加者は、地元の方を中心に信毎まちなかプロジェクトに参加された方など40名程で見学会がおこなわれました。
このような大きな建設現場に入るのは、初めての体験です。
工事関係者の方々が、大勢作業をされています。
60Mの東西通り抜け通路
東西の入り口は開放的に設計され、イベントなどない日は、60M空間を東西に通り抜けられるようになるそうです。
壁もガラスを埋め込んだデザインが斬新です。
1階は、高さ5.5メートルでとても高い天井で解放感があり、1階フロア内に木を植える構想もあるそうです。
1階には、200席収容出来ホール、情報センター、可動式のベンチもおかれ、屋内公園とし寛げる空間。
信濃毎日新聞も読めるように設置されるそうです。
テナントには、テイクアウトの珈琲スタンド、食のセレクトショップ
街の中心として誰でもが気軽に立ち寄れるスペースとして開放されるそうです。
2階は、市内の工房などで作られる家具や洋服の店、アウトドアグッズのお店、信州産のお土産店、カフェなど入る予定です。
街を感じるテラス
2階の1部のテラスは、開放され街や山を眺めることが出来ます。
北アルプスを臨むビューポイント
3階には、オープンキッチン、ダンスや運動など出来るスタジオ、外国語学校、レストランが東西に2軒、地元のビール会社のタップルームが入る予定です。
3階東テラスは、レストランに入らないと景色は眺められませんが、東山も見えます。
今回まだ工事が進んでいない上の階には、行けませんでしたが、
4.5階は、信濃毎日新聞、タウン情報、週刊まつもとなどの事務所になります。
現場見学の後は、場所を移動して伊東豊雄設計事務所スタッフの設計の説明・信濃毎日新聞社の方の施設・店舗の説明をいただき、参加者全員の感想・質問タイムが12時までおこなわれました。
街中に高い建物がどんどん建っていますが、そのほとんどがマンションで個人の空間です。
ここは、5階建てで高さ規制があり屋上を開放することが出来なかったそうですが、
2階、3階の西側テラスから眺めると身近に街を感じることが出来ます。
山を眺めるビュースポットにもなります。
1階のフリースペースでは、テイクアウトの珈琲を飲みながら、待ち合わせ、打ち合わせなど出来ます。
多くの観光客もお立ち寄りになり、街の情報などを得ることが出来るようにもなりそうです。
街のランドマークとして、街中の回遊性を高める場所として期待したいです。
完成オープンは、来年のゴールデンウィークには間に合わせたいとお話しされていました。
取材日 2017年12月23日 【市民記者 やまもと】