柚木沙弥郎の絵が楽しい開運堂のお菓子
開運堂のお菓子をお土産に買ったことのある人は多いと思います。パッケージもどれにするか決めるポイントになっているのではないでしょうか?
ロールケーキの箱はこんなに楽しい絵です。
上の写真:ナッツロール 下の写真:モカロール
このパッケージになったのは3年ほど前です。長野県中信版の電話帳の裏表紙の宣伝用に作った絵からパッケージに生まれ変わったものです。デザインしたのは柚木沙弥郎(ゆのき さみろう)さん。柚木沙弥郎さんは染色作家として知られていますが、グラフィックデザイン、絵本、版画、人形なども制作しています。女子美術大学元学長。
開運堂では電話帳の裏表紙に毎年柚木さんの違う絵を広告として載せていました。取材前に新まつもと物語の仲間からその情報を知りました。そう言われてみれば電話帳の裏表紙の絵はとても面白かったような記憶がかすかに残っています。今ではもう見ることができませんが、このようにパッケージになって見られるようになったのは大変うれしいことです。
ロールケーキの二つの絵の元は別々に描かれたものです。ナッツロールの箱には犬が、モカロールの箱には猫が描かれています。対になるように選択されたのも面白いですね。
マカダミアナッツをチョコレートでコーティングした「ピジュトリー」の箱も柚木さんの作品です。携帯電話のなかった時代に描いていただいたようなのですが、男性が手にしているものは携帯電話に見えますね。
ピケニケカステラの5個入の袋。個包装のパッケージも。 こちらはハイカラな感じですね。ピケニケカステラは切る手間が要らないのでプライベートでも仕事でもよくお遣い物として贈ったり頂いたりします。よく見慣れた絵が柚木さんのものだったとは。
手提げ袋も柚木さんの作品です。あづみの菓遊庭(かゆうてい)オープンから使用し始めた手提げ袋は、安曇野の風景をイメージして作っていただいたそうです。
柚木さんの作品ではないのですが、「松本牧場」の5個入り専用袋もかわいいです。松本牧場は一口サイズのチーズケーキです。人気商品! 甘さ控えめでおいしいです。さりげなく手土産を持っていくときに便利です。今まで全く気がついていなかったのですが、お尻からの角度も面白いそうです。プレゼントする前にぐる~っと1周よく見るといいですね。
開運堂のお菓子はパッケージを見ているだけでも微笑んでしまいます。もらった相手の人の笑顔も想像できますね。