林城址登山道周辺から見る眺望~第3回 都市デザインツアー「山の見える眺望編」➁

2019.12.24
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林城址登山道周辺から見る眺望~第3回 都市デザインツアー「山の見える眺望編」➁

林城址登山道周辺から見る眺望 第3回 都市デザインツアー 「山の見える眺望編」➁

日時 12月22日(日)8:30~12:00
講師 都市計画家 倉澤 聡 氏

美しい山並みの見える眺望を巡るツアーです。
ポイント4箇所~弘法山・林城址・アルプス公園・芥子坊主農村公園~を順番に紹介します。

すすき川 金華橋周辺

小笠原氏城址 林城城跡 大城の登り口

登山口は、2か所あります。今回は、「大城」登り口から登ります。

「歴史の里」散策マップ ご自由にお持ち下さい。と書かれていて1枚頂きました。

 

※注意:ないこともありますので、ご了承ください。

急登の登山道を5分ほど登ります。

お~絶景!

眺望1 常念岳を中心に

北アルプス眺望1

眺望2 有明山を中心に

北アルプス眺望2

急坂ではありましたが、5分ほど歩くだけで、素晴らしい眺望を望むことが出来ました。健脚な方は、更に25分ほど歩くと城跡まで行けます。

松本市文化財課HP

戦国時代の松本

15世紀後半から16世紀、応仁の乱の影響をうけて日本全国で戦乱が巻き起こりました。その時代を戦国時代と呼んでいます。松本では信濃守護小笠原氏の内紛、甲斐国(現在の山梨県)の武田氏の進攻、そして武田氏滅亡後は信濃国内で上杉氏、北条氏、徳川氏、豊臣氏の介入する戦いが相次ぎました。それらの戦乱の中で、平場ひらば・堀・土塁どるい石積いしづみなどで守りを固めた山城が発達していったのです。

林城跡(里山辺・入山辺地区) 国史跡 二つの城からなる小笠原氏の居城
15世紀後半、跡目相続の内紛が起こり、府中(松本)小笠原氏は平地の井川から4キロメートル東の林に館を移し、薄川すすきがわに臨む山上に大規模な城を築いて山麓の館を守りました。大城は広大な主郭しゅかくを守る無数の平場や空堀・土塁が特徴的で、城域は1キロメートル近くに達します。小城も鉢巻状に石積をめぐらせた主郭をいくつもの堀や土塁で防御した本格的な構えの山城です。両城の間にある大嵩崎谷おおつきだにには居館など山麓の拠点があったと推定されます。

行ってみよう林城跡へ(別ページ)

・駐車場 教育文化センター、もしくは薄川北側堤防道路の路肩にも駐車可能
・トイレ 教育文化センター、季節的に大城に仮設トイレを設置中
林城跡の詳しい情報は松本のたからへ(別ページ)

 

*2009年に自転車で周った時の記事は、「こちら」をご覧ください。

①は、「弘法山から見る眺望」

第3回 都市デザインツアー 「山の見える眺望編」③ アルプス公園に続く