松本で買える日本手ぬぐい ~旧制高等学校記念館~
松本市の旧制高等学校記念館に3種類の手ぬぐいがありました。
いずれもココでしか買えないものです。
写真右上:寮歌が書かれた「春寂寥」(はるせきりょう)手ぬぐい
吉田実作詞、濱徳太郎作曲
寮歌は、記念館の2階で聞くことができますよ。入館料が必要です。
写真右下:「校章」手ぬぐい
全国の旧制高等学校の校章41点が描かれています。
写真左:「バンカラ」手ぬぐい
旧制松本高等学校出身の柚木沙弥郎(ゆのき さみろう)さんがデザインしたものです。
柚木さんが名付けたわけではないようなのですが、いつの間にか「バンカラくん」と呼ばれるようになったようです。
バンカラくんの一筆箋や小さなノートもありました。
取材後に気が付いたのですが、旧制松本高等学校の校章を確認してくるのを忘れました。
どれが旧制松本高等学校の校章なのかな?と思い、ネットで検索してみました。
すると「松本市文化財ホームページ 松本のたから」 の「旧松本高等学校本館及び講堂」のページに、下記のように校章のことが書かれているのを見つけました。
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校章にこめられた「九高」への思い
旧制松本高等学校は大正8年(1919)に、旧制松本中学校東校舎を仮校舎として開校し、翌年に校舎が現在の地に開校して移りました。開校にあたっては、それまで国立の高等学校の8校が第一から第八までの、いわゆるナンバースクールであったので、八高に次ぐ九高として開校したいとの地元の強い願いがありました。しかし、国の方針により地名が冠された松本高等学校という校名となりました。旧制松本高等学校の校章には、9本の放射状の線があしらわれており、ここにも当時の人々のナンバースクールへの強い思いがうかがえます。
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さて、手ぬぐいの中のどれが旧制松本高等学校の校章なのでしょう?
文章から想像して探してみましょう。
正解は「春寂寥」の手ぬぐいに描かれていました。(笑)
松本まるごと博物館 旧制高等学校記念館