バリアフリー検証 ①松本城
松本市内は車椅子やベビーカーなどでも安心して観光ができるのか?
そんな思いで松本城→大名町→中町→美術館までのコースのバリアフリー検証を行いました!
*車椅子とベビーカーそれぞれタイヤの大きさなど違うので、多少の違いはありますが、同じに載せたいと思います。
どのくらいバリアフリーでやさしい街なのか・・・
それでは検証行ってみましょう!
まずは”国宝 松本城”からこのメンバーで出発!
今回は太鼓門からスタート
敷居は高いですが、スロープになってるので問題なくクリア
(スロープの立ち上がりは15mm)
ここから、まず舗装された道を左に進み、博物館へ
博物館入り口のスロープは車椅子やベビーカー同士ではすれ違えないけど、1台なら余裕のスペースです。
入り口は自動ドアになっています。
中はエレベーターもあり、バリアフリーになっています。
博物館から、先ほどのスロープを下りて、お城に向かう途中、舗装にコードを隠すゴムマットが置いてあるので、少し段差になります。(お城内ゴムマットは15mm)
松本城は、障害者手帳を受付でみせると本人、付き添い無料です。
この敷居も少し段差がありスロープになっています。(スロープの立ち上がりは25mm)チケット受付までは、ゴムマットがあってスイスイ行けます。
チケット受付を通りすぎると、そこからは砂利道ですが、比較的浅いのでひっかかりは特に気になりませんでした。
この黒門、改修工事の際に敷居の段差をなくしたそうで、平です。が、このようになっているところもあり、ガタガタします。
写真左、管理事務所にはお城のスタンプや松本城御朱印もありますが、入りやすいとは正直いえません。入り口も手動です。
写真右、お土産屋さんはそんなに段差がなく入れます。
松本城は平城なので、車椅子のまま、お城の真下まで行ける、唯一といっていいほど珍しいお城です。残念ながら中は昔ながらのつくりで階段だらけなので車椅子のままは入れませんが、こんなに近くに行け、黒漆喰の艶までみることができます。石垣に触れることもできます。
本丸内は、平らですが砂利道です。雨などが降ると、職員さんが石を平らにしたり対処してくれます。わらの上はスイスイでしたが、途切れた所でタイヤがハマってしまいました。本丸内でハマったのはここだけです。
本丸内のトイレは入り口までスムーズに行けました。タイルスロープになったところで少し急かな、と思いましたが、慣れた方なら大丈夫かな。
中は車椅子やベビーカー毎入っても十分な広さで、補助便座、おむつ替えシートもありました。それに、暖房器具も!嬉しい配慮ですね。
お城内は、舗装された道で主に観光できますが、ショートカットしようとするとこのように深い砂利にハマってしまいます。その場合は、押してダメなら引いてみろ…ということで、バックで抜け出してください。
大名町入り口スロープは少し急です。車止めに置いてある柵も可動式なので、場合によっては狭くなっていたりしますが、その場合は介助の方や、他の方に頼んで動かしてください。
検証結果
松本城は段差も少なく、舗装の部分あり。舗装がない場所も砂利が浅い。
平城でお城の真下まで行ける唯一といっていいほどバリアフリーなお城!
トイレも設備が完備されていた。