北穂高岳
北アルプス百名山 「北穂高岳 きたほたかだけ」を紹介します。
穂高連峰(奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、前穂高岳、西穂高岳)北端の山で、奥穂高岳の次に高い山です。標高3,106m。
松本からのアクセス方法
槍ヶ岳 槍沢コースのページのアクセス方法の説明をご覧ください。
上高地の紅葉です。
上高地バスターミナル〜明神橋〜徳沢〜横尾〜涸沢(6時間)
10月15日(月) 天気晴れのち曇り 上高地〜涸沢間コース情報はこちらをご覧下さい。
横尾大橋前の木も黄色く色づいていました。 涸沢ヒュッテは、左 涸沢小屋は、右
涸沢〜北穂高岳(3時間)
涸沢小屋から、ほぼ垂直に北穂高岳に登ります。
上から、涸沢カールの紅葉が、鮮やかに目に飛び込んできます。
大勢の方が、あちらこちらでカメラを持って美しい紅葉を撮影しています。
勾配のきつい道を、上へ上へ登ります。最後の青空を仰ぎました。(このあと、辺りはどんどんガスに包まれていきました)
道は、大きな石で埋め尽くされてきました。この時期でも、小さな花が愛らしく咲いていました。
このコースで、1番の難所です。岩場には、鎖、はしごがついているので、安心して登れます。
約3時間ほどで、頂上に到着ですが、ガスの中何も見えません。
とりあえず、頂上の看板を撮影(写真は、16日朝6時半)
北穂高小屋の外で、寒さに震えながら一人で、ビールで乾杯
小屋内の今夜の寝床(部屋ネイムは、ドーム)
山頂は、ガスの中で何も見えませんでした。夕陽パワーでしょうか、陽が沈み出したら急にガスが移動してこのような夕陽ライブショーが見れました。
夕飯 あまりにも長く外にいたためにカメラのレンズが冷えていました。 朝飯
夜から3000Mの世界は、氷点下になります。
小屋には水道が外にひとつあるだけで、夕方から蛇口の水は凍り、手を洗うことも出来ませんでした。これが本来の山小屋の姿だとある意味感動。
10月16日(火) 天気曇り 朝ご飯を食べて6時40分小屋を出発
北穂高小屋〜涸沢 2時間 涸沢〜横尾 2時間10分 横尾〜徳沢〜明神池〜上高地 3時間
登山者の感想
紅葉三昧のこの時期の上高地〜涸沢間は、平日にも関わらず大勢の人たちで賑わっていました。涸沢から先は、上に登るに連れて人もまばらになり、静かな山の世界が向かえてくれました。
秋山は、天候が急変して普段登れるはずの場所でも、命取りになりかねない危険性を伴います。今回は、単独登山でしたので、十分な情報収集をおこないながら、上に登ることを決めました。幸い天候は、曇りと霧でしたが、そのせいか放射冷却などもなく、比較的朝も暖かく薄着で歩くことができました。
初めての北穂高岳は、楽しみにしていた穂岳連邦、槍ヶ岳を望むことは出来ませんでしたが、次回のお楽しみにとっておきます。
朝一番の取れたての空に出会えた喜び
2010年6月10~11日(残雪期)の登山の記事はこちら
【2007年10月15〜16日 登山者・記事 やまもと】