見晴らし峠 (白骨温泉〜乗鞍高原)
見晴らし峠を知っていますか?
最近カエルは、そこにはまってます。
乗鞍高原の鈴蘭地区と白骨温泉をつなぐ、昔からの山道で、近年地元の方々が整備に力を入れています。
そこがなぜそんなに良いかって?
その名もの通り見晴らしがよいことと、お花がきれい。そして静かです。
カエルは、先週三日も見晴らし峠に行きました。 (通り抜けたのは1日だけでしたが)
登山口までのアクセス
駐車場は、白骨のヘリポートがある部分が広くなっているので、そこを利用しましょう。
白骨側の入り口は、泡ノ湯から徒歩でスーパー林道を10分ほど登った所にあります。
ちょっとわかりづらいのと、見晴らし峠という案内が無いので、要注意。
表示は「至鈴蘭4.2k」とあります。
入り口の道路を挟んで反対側には、霞沢岳をのぞむ看板があります。
昨年、スーパー林道の白骨側では、このような案内を整備しました。
良いフォトスポットになってます。
コースガイド
咲き始めの、ムラサキヤシオツツジ。
新緑をバックに、ひときわ鮮やかです。
シロバナエンレイソウ
もう終わりの時期なのか、花びらを持っていないのも多く見られました。
クロモジ。とっても地味ですが、
かわいい花が咲いていました。
サンカヨウ。
たぶんこれからが見頃だと思います。
ニリンソウ。
もう時期も終わりのようですが、5月のはじめから、
ずーと楽しませてくれる。この遊歩道では、乗鞍側の方が大きな群落。
オオカメノキ。
低木ですが、林内がすごく明るくなった感じ。
白骨側の途中にて。
中央に霞沢岳。左奥には西穂の稜線がはっきり見えます。
必見。イナバウアーの木。同行のカエルママが命名しました。
ちょっと古いネタかもしれませんが、見れば納得です。
結構苦しい体勢でがんばってますよ。
これを抜けると峠のピークです。
ちょっと良い雰囲気の原生林。
ここまでで、コースタイムは1時間とありますが、
割と急な斜面が、単調に続きます。
お花を見ながらゆっくり行くといろんな発見があるものです。
見晴らし峠から、南を望む。
遠くに御岳がうっすら見えます。
手前は乗鞍高原。
ツバメオモト。
乗鞍側に下り始めて、多く目にしました。
唐松林の明るい林の中を気持ちよく下ります。
秋には一面黄色でしょう。
見晴らし岩につきました。乗鞍高原と乗鞍岳の見晴らしは最高です。
結構大きな岩で、クライミングの練習に使った後があります。
唐松林の下に、乗鞍の旅館やペンションを望みます。
ヒトリシズカ。
もうすぐ鈴蘭につきます。
残念ながら、なんの花なのかわからないのですが、
道の両脇に真っ白い花がびっしりと。
足の踏み場もない場所があります。
そして、ペンション渓山荘さんとポエティカルさんの間の小道に出てきました。
コースタイムでは、峠からの下りで50分と言うことです。
下りも急な斜面が続きます。
乗鞍の観光センターまでは、ここから約10分です。
どちらから入っても良い道ですが、
乗鞍白骨間は、バスの本数があまりありません。
マイカーで来られた方は、
半日かけてゆっくり通り抜け、お昼を食べたり、違ったお風呂を楽しみながら、
時間を過ごして、午後のバスで車を取りに行くのが良いかなと思いました。
コースタイムはそれほど無いのですが、
やはりしっかりした足下の装備と、途中隠れるところがないので、
雨具の用意はお忘れ無く。