浅間温泉(旧本郷村)の村章の元になったのが、ここから出土した天冠。銅の表面に金をあしらっているものは珍しく、長野県ではここでしか出土していないという。県の指定文化財(県宝)だ。(尚、現物は、松本市立考古博物館に保管・展示されている。)
しかし、そういうわりには、看板以外に何もない史跡。
入り口は少し分かりにくい。スズラン通りの坂を東に登っていき、湯の街通りに入ってすぐ、仙気の湯の手前を右に入り、奥へと進む。庚申塔の横を過ぎて踏み跡を進むと、そこに看板がある。
昭和29年(1954)に女鳥羽中学校の生徒たちによって偶然に発見され、翌年に学術調査が行われたとのこと。
近くに古墳の主体部の名残と思われる部分がある。
参考ページ:
松本市文化財ホームページ http://takara.city.matsumoto.nagano.jp/prefecture/055.html
松本市立考古博物館 http://matsu-haku.com/kouko/info