オリジナルの松本土産を扱うクラフトショップ
中町通りの漬物屋だった建物の脇の細い通路にはレールが残っています。蔵からの品物の出し入れに使ったのでしょう。
その細い通路の奥、蔵の内部を改装した店が「手仕事商會すぐり」です。
店主の木内さんからお店にある多くの商品の中から人気アイテムに焦点をあててお話をうかがいました。
手まり
店内に入ると最初にあるのが手まりです。松本には古くから「松本てまり」がありますが、これは草木染めの豊富な中間色や伝統にとらわれないパターンの手まりです。ナチュラルな雰囲気は現代のインテリアにはしっくりくるようです。
「旅スル紙」シリーズ
松本の自然や街をモチーフにしたポストカードやマスキングテープ、スタンプなどデスクまわりが楽しくなるグッズ。ネットを介してコミュニケーションする時代ですが、ちょっとした手間をかけて、旅の思い出や今の気持ちをお友達に伝えるのもいいですね。
また、「黒豆きなこ飴」は雑誌クレア2019年12月号贈り物バイブル特集号の「47都道府県の手みやげ」にとりあげられています。食べやすい大きさとどこか懐かしい味が魅力です。アルプスを背景に雷鳥をあしらったカワイイパッケージです。
2階ギャラリー
この日は「ATELIER MANIS 2019 AUTUMN-WINTER」と題されたインド茜を使って染色された衣服の展示がされていました。月に1回ほどのペースで作家・アイテムの展示販売をするそうです。
観光で来た人にはワクワク感があり、地元のお客様にも新しい発見があるように品揃えを心がけているそうです。贈る相手の笑顔、驚いた顔を想像しながらギフトを選ぶのも、自分のためにあれこれ探すのも楽しいものです。
どの商品にも作り手の美しさへのこだわりが感じられ、心ときめく店内。他にも革、ガラス、布、紙、金属、自然素材などの商品がたくさん。表通りから少し奥まった場所にあるだけに、自分だけの宝物を見つけられる場所として大切にしたい店です。