乗鞍高原にある美味しいお蕎麦屋さん、「合掌」さんです。
そばの畑もたくさんある乗鞍高原内にある、創業38年の老舗の合掌造りの建物のお蕎麦屋さんです。この合掌造りの建物は、わざわざ新潟県糸魚川市大久保集落から昭和55年に移築されたらしく、乗鞍高原の厳寒にも耐える、江戸時代から変わらない「合掌造り」なのです。
そして蕎麦は、乗鞍高原の標高約1,200m~1,500mの高地で自分達で栽培した乗鞍在来の「番所そば」や、そば粉で日本全国的に有名な奈川産の在来種や、八ヶ岳山麓のそば粉を季節ごとに使用されています。そして、玄そばを半部ぐらい脱皮させてから石臼で挽いてから、乗鞍山麓から湧き出た清水で打たれています。 「挽きたて、打ち立て、茹でたての「そばの三たて」を大切にしております。」という事でした。
収穫の秋の時期は、新蕎麦の時期でもあります。僕が食べに行った時は「新蕎麦」だったので、とても香ばしくて美味しいお蕎麦を頂けました。季節により変わる標高1500m近い乗鞍高原の地元の畑で、自分の手で栽培して収穫したお蕎麦を粉にして打ったお蕎麦を食べられる、伝統とロマンのあるこだわりのお蕎麦屋さんだと思いました。