ポネット
まつもと市民芸術館小ホ-ル
主演した4歳の少女ヴィクトワール・ティヴィソルが、96年のヴェネチア映画祭で女優賞を史上最年少で受賞。監督は名匠ジャック・ドワイヨン。日本での劇場初公開は23年前の1997年。東京の公開館では、33週間のロングラン記録。異例の大ヒットとなった。
誰もが味わう、大切な人を亡くすことの哀しみ。痛ましい出来事に向きあう少女の優しく純粋な姿を通し、人間の本質的で普遍的なテーマに迫る本作は、初公開から20年以上の時が過ぎた今も決して古びることはない。映画史に輝く美しき傑作が、4Kレストアの高精細デジタルリマスター版として劇場のスクリーンに帰ってくる。【物語】
交通事故で母親を失った4歳の少女ポネット。突然の出来事にポネットはその死を受け入れられない。叔母の家に預けられ新たな生活が始まるが、ポネットはひたすら母の帰りを信じ、祈り続ける。そんな少女に周りの大人たちは「死」を教えようとするが、ポネットはますます自分の世界に閉じこもる…。※上映は4K修復版を元にした2K上映となります。
1996年ヴェネチア国際映画祭主演女優賞
1997年ニューヨーク批評家協会賞外国語映画賞監督・脚本:ジャック・ドワイヨン
製作:アラン・サルド
撮影:カロリーヌ・シャンプティエ
音楽:フィリップ・サルド
出演:ヴィクトワール・ティヴィソル、マリー・トランティニャン、グザヴィエ・ボーヴォワ、クレール・ヌブー、デルフィーヌ・シルツ、マチアス・ビューロー・カトン、レオポルディーヌ・セール配給:アイ・ヴィー・シー
日本語字幕:寺尾次郎
97分 1996年 フランス
©1996 StudioCanal – Les Films Alain Sarde – Rhône Alpes Cinéma”