- Dates
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2021年3月2日 (Tue) to 2021年4月4日 (Sun) 休 館 日:月曜日(祝日の場合は翌日)
- Hours
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09:00 - 17:00 *入館は午後4時30分まで
- Admission
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観覧料
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大人¥310中学生以下・松本市内の70歳以上の方 無料
*松本市立博物館ほかを会場に催される「第2回博物館まつり」にあわせ、3月21日(日)は当館を無料公開します。この機会にご来館ください。
- Contact
- 重要文化財馬場家住宅 0263-85-5070
馬場家住宅では、松本市はかり資料館との連携企画「松本の春、見つけた!2021」として、松本押絵雛によるひな祭り展示を行います。
松本地方では、江戸時代から明治時代にかけて押絵雛と呼ぶ雛人形が盛んに作られました。特産品として市内外に出荷されたほか、当時はひな祭りに押絵雛のお雛様を飾ったといいます。明治後半以降、押絵雛の生産は衰退しましたが、昭和40年代頃から復元を試みる人たちが現れ、現在では再び松本の特産品として親しまれています。
本展では、古今の押絵雛など、約90点を展示します。また、昭和から平成に撮影されたひな祭りの写真を基に家庭での飾りつけの再現を試みています。幕末に建てられた本棟造りの馬場家住宅で、押絵雛に彩られたひな祭りをお楽しみください。
押絵雛とは、厚紙を切った型に綿をのせて、布で包み張り合わせた立体感のある絵で作られた雛人形です。松本では藩主戸田氏の殖産興業政策により作られ始めたといわれます。内裏雛だけでなく、歴史上の人物、風俗、吉祥などを表すものから題材をとっています。明治中期に最も盛んに作られ、県内外に出荷されていました。大正から昭和にかけて衰退し、製作技術がとだえたという松本押絵雛が、復活のきざしをみせたのは昭和40年代以降のことです。関係者によると古作の優品を収集し、それらを観察、分解するなど、たくさんの試行錯誤を経て、松本押絵雛が復活したようです。
・甘酒サービス
月遅れのひな祭りに合わせて、来館された方に甘酒を振るまいます。展示と合わせてお楽しみください。
日時 4月3日(土) 午前9時30分から(甘酒がなくなり次第終了)
料金 通常観覧料
連携展
押絵雛展「町家で楽しむひな祭り」
松本市の中町通りにある土蔵作りの博物館「松本市はかり資料館」でも、押絵雛展を開催します。
会期 令和3年3月2日(火)から4月4日(日)まで
会場 松本市はかり資料館 松本市中央3-4-21