八ヶ岳 赤岳・横岳・硫黄岳縦走

レベル:
山行日: 2007.09.26
66
標高:2,899m
八ヶ岳 赤岳・横岳・硫黄岳縦走

八ヶ岳 赤岳・横岳・硫黄岳縦走を紹介します。

長野県諏訪地方から山梨県境に広がる八ヶ岳連峰は、霧ヶ峰高原や美ヶ原高原を含めて八ヶ岳中信高原国定公園に指定されています。主峰の赤岳2,899.2m・横岳2,829m・硫黄岳2,760m、今回はこの三峰を日帰りで縦走してきました。

松本からのアクセス方法

<マイカーの場合>
高速長野道 松本インター〜諏訪インターで下車
国道20号線を東方向に進む。途中「宮川板室」を左折ガード下をくぐり抜ける。
原村を目指して進む。途中「八ヶ岳美術館」の看板を目印にして進んでいく。
美術館を通り越したら、2〜3分で「美濃戸口」の看板が見えるので、道なりに左へ進む。
「美濃戸口」バス停を過ぎたら、左に入る道があるので進入。
ここからしばらくダート道を走る、約20分程で「美濃戸山荘」に到着。有料駐車場 1日1000円
※ダート道は、かなりデコボコして荒れているので、車高の高い4WDでない車は、シャーシを傷めるリスクがあり、「美濃戸口」バス停のある「八ヶ岳山荘」の駐車場(こちらは1日500円)に停めて歩くのが無難です。
<公共交通>
JR松本駅〜中央線新宿行き 茅野駅下車〜路線バス 美濃戸口下車 美濃戸小屋まで、徒歩50分

登山ルート 美濃戸口登山口〜赤岳 約4時間10分

美濃戸山荘分岐
9月26日(水)晴れ 美濃戸山荘で、駐車料金1日分1000円を支払い、朝7時10分出発
約10分で、写真右の分岐点の到着。行きは、右の南ルートを登り、帰りは左の北ルートから下ってくる予定。7:21
鉱泉小屋トイレ1
八ヶ岳山麓の森の中を歩く。とても清流が流れる川を横目に比較的なだらかな坂道をゆっくりと登ること、2時間半で「赤岳行者小屋」に到着する。
山小屋は、いろんな意味でオアシスです。1番ありがたいのは、トイレを借りれること。
今回は、有料トイレ(100円)も撮影しました。9:47
上から階段
行者小屋を9時50分出発 遠景10:18
長い、長い階段を登ります。10:25
阿弥陀岳景頂上赤岳
階段を登りきると、阿弥陀岳との分岐店に到着します。11:01
最後は、岩場を越えていけば赤岳頂上です。 11:27

登山ルート 赤岳山頂〜横岳 約2時間

頂上山荘横へ
赤岳山頂小屋11:37 ここから、横岳へと下ります。11:43
展望荘赤横分岐
しばらく下ると、「赤岳展望荘」に到着ここで、お昼ご飯を食べました。12:05
分岐点の看板です。赤岳・横岳・地蔵尾根の3方向に分かれます。12:27
横岳頂上横崖
いくつかの登り、下り、岩場や鎖・はしごを超えて横岳山頂に到着です。13:26 13:35

登山ルート 横岳〜硫黄岳 約2時間20分

コマクサ硫黄硫黄山荘まで
こんな季節なのに、硫黄岳山荘手前の風の強く吹き付ける場所にコマクサがまだわずかに咲いていました。13:50
横岳を下ってからは、比較的なだらかな尾根が続きます。13:57
硫黄山荘硫黄トイレ
硫黄山荘に到着です。14:09
ここでも、有料トイレ(100円)見学 最近作られたばかりのとてもきれいなトイレにビックリしました。14:15
硫黄へ1崖硫黄
辺りは、少しずつ雲が下から沸いてきています。
硫黄岳に登るゆるい傾斜で石がゴロゴロしている斜面登ります。14:29
頂上広場から1部大きく削られておる斜面の写真です。 14:41
硫黄頂上硫黄稜線
硫黄岳頂上に到着 14:42 硫黄岳山荘から来た道を振り返り1枚パチリ

登山ルート 硫黄岳〜赤岳鉱泉小屋〜美濃戸口小屋 約3時間

広場案内←
このルートからの下りは、比較的なだらかで道もとても歩きやすいでした。
途中、カモシカが、川沿いの道端の斜面で草を食べていました。
鉱泉荘カレー
赤岳鉱泉小屋に辿り着いた頃には、お腹がぺこぺこでしたので、カレーライス(800円)を注文しました。懐かしい味がしておいしかったです。16:03
小川夕日
鉱泉が、小川に流れているためか水が茶色に見えます。
夕日と追いかけっこしながら、車まで辿りつきました。
長い、長い1日約10時間の登山、無事戻って来れました。

登山者の感想

びすたれ登り始めの森の中から、急な階段斜面、岩場、鎖場、石ころ場、様々な山の地形を楽しめた八ヶ岳縦走でした。
いつ来ても私にとって八ヶ岳は、癒しの山です。
秋風の中、出合った花たち。
1花2花3花

只の空
今日もやさしい空に出会えた。
【登山者・記事 やまもと】