蝶ヶ岳 三股~登山道の状況(7/9)

レベル:
山行日: 2012.07.09
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蝶ヶ岳 三股~登山道の状況(7/9)

2012年7月9日の三股登山口から蝶ヶ岳への登山道の状況を報告いたします。
特に危険な箇所はありませんが、1箇所だけたじろいでしまった場所があったので。
蝶沢(まめうち平より上、蝶ヶ岳より下の場所)を渡る場所に残雪がありました。雪の上を歩くのが苦手なので渡れるのか不安になりました。


雪の汚れ具合からすると赤い線が多くの方が通った所だと思います。
私も同じルートを歩こうと思ったのですが、向こう側の雪の上に上がるときに足が届かず、河原を少しだけ下るとロープが張ってあったので、ロープをつかみながらそこから上がりました。ココのほうが段差が低かったので良かったです。刻々と残雪の状況は変化するのでルート選びは慎重に行なってください。
残雪の上を歩く場所は他にも3箇所ほどありましたが、どこも3~5歩程度のものでした。
今のシーズンはいろんなお花がたくさん咲いてます。特に目を惹いたのがオサバグサでした。(後日写真を載せます)
お花好きな方は花に見とれてしまいなかなか前進できませんので、歩行の時間は余裕を持って計画したほうが良いと思います。
三股→常念岳→蝶ヶ岳のルートで縦走して来た方の話でも、残雪はあるけれどアイゼンが必要なほどではなかったとのことです。
念のため出発前に最新の情報収集をしてください。
【市民記者:アルプスちえみ】


ここからは7月14日に追記したものです。
道中たくさんのお花が咲いてました。

こんなにたくさん咲いているので歩く速度が遅くなってしまいました。
そしてはじめて見たオサバグサの花。

小さな白い花がかわいいです。葉の形も特徴がありますよね。ケシ科なんですね。
まめうち平から上に群生地があります。登山道のすぐ脇にも咲いています。登っていくうちにこれから咲き出すつぼみもあり、その形もまたかわいらしかったです。
登ってくる間、ガスが巻いていたので眺望は全く期待していませんでした。トレーニングだと思って登っていました。高山市からお越しの方も、「今日はトレーニングですね」と言っていたほどです。
しかし、稜線に出るとババ~ンと素晴らしい眺めが広がっていました。

穂高連峰には残雪がまだまだありますね。

東側には雲があり、常念岳方面は全く見えませんでした。蝶ヶ岳も同じで、東側に雲があり、三股登山口からはこの雲の中を歩いて来たのです。
帰り道も花に気を取られ、とても時間がかかって帰りました。
ちなみに、登り5時間、下り3時間30分かかりました。特に山頂からまめうち平までの下りが2時間10分もかかってしまいました。その後はさすがマズイと思い、急ぎ足で帰りました。
登山道脇の恐竜さんはお元気でした。(笑) 鼻(?)のあたりから木の芽が2本出ていました。成長するのでしょうか?

【市民記者:アルプスちえみ】