-心に生き続けた故郷・和田-
歌人・国文学者として活躍した窪田空穂の業績を記念して、かつては、天領であった和田地区の住宅街の窪田空穂の生家の前に記念館が建てられています。空穂は、明治10年和田村に生まれ、昭和42年東京で91歳の生涯を終えましたが、作品の中には故郷の風土や人々への思いが生き続けています。
常設展では、空穂の生涯がテーマ別に展示され、直筆の短歌、歌集などの出版物のほか、愛用の懐中時計、トランプなどの遺品も展示しています。
明治10年(1877)和田村(現・松本市)生まれ。本名・通治。太田水穂に刺激を受け短歌を作り始めました。
空穂の歌の特徴は内省的な心情の機微を捉えた作風にあります。
早稲田大学の教授になって、歌人・国文学者として後輩の指導にもあたりました。昭和33年(1958)文化功労賞を受賞。昭和42年(1967)東京で数え年91歳の生涯を終えました。(松本市HPより)
常設展では、空穂の生涯がテーマ別に展示され、直筆の短歌、歌集などの出版物のほか、愛用の懐中時計、トランプなどの遺品も展示しています。
記念館の道路を挟んだ前にある生家も見学が出来ます。
本棟造りの生家は、明治8年の往時の姿のまま保存されています。
訪問した当日は、地域の子供たちの将棋教室がおこなわれていて、残念ながら中に入ることは出来ませんでした。
庭は、「松本市オープンガーデン」として見ることが出来ます。
*オープンガーデンのページです。