松本市山と自然博物館は、楽しく遊びながら松本の生活や自然について学べる施設です。
1階は、特に子供たちが松本の自然と人のかかわりを遊びながら学べるようになっています。
2階には明治から昭和までの登山道具や、昆虫の標本が展示されています。
観覧料: 大人(高校生以上)300円 小人(中学生以下)無料
山と自然博物館の人気者「デーラボッチ」
~~~ 案内板から ~~~
(前略) この国土が造られたとき、大きな巨人がいて、巡り歩いては、地形を直していた。
高い山や格好の悪いところの土を削って、湿地などを埋め立てた。
歩いた足跡やしりもちをついた場所が池や窪地になった。アルプス公園内にも、家族広場にある「あしの窪」は、デーラボッチの足跡といわれています。
この造形物は、山と自然博物館がイメージしたもので、夜に活動し、昼間は山の形をしていたことを表しています。
~~~~~~~~~~~~~~
入ってすぐに目を惹く大きな物体、首のない変な生き物だな~と思ったら、山の形だったのですね。
子供達には大人気のようで、展示してある小学生の感想にはデーラボッチのことがたくさん書かれていました。「デーラボッチが大きくてびっくりした」「デーラボッチに気を取られて、他の動物のことを書くのを忘れた」「鼻の穴が一つなので驚いた」など。気になったのは、「足を触ったらデーラボッチが光った」「顔をなでたら光った」と書かれていたこと。記者が足などを触ってみたのですが光りませんでした。スタッフの方に尋ねたところ、わざわざデーラボッチのところまで来てくれて、デーラボッチを触ると光りました!どうやったら光るのか、どんな風に光るのか、是非やってみてくださいね。
1階は、特に子供たちが松本の自然と人のかかわりを遊びながら学べるようになっています。
中央のデーラボッチの近くには、松本の年中行事を知ることができるすごろくがあります。
「きっかけカード」というものがあり、たくさんの中から引いたカードに問題が書いてあり、館内のどこに答えがあるかヒントも書かれています。
「春の水辺」「夏の山岳」「秋の山」「冬の里」、それぞれのコーナーに昆虫の標本や動物のはく製、人の暮らし方が展示されています。
春夏秋冬のコーナーにはスタンプが置かれています。
4か所のスタンプをリーフレットの円の中に押すと、絵が完成します。きれいに完成させるコツは、リーフレットをスタンプ台の右下にきちんと収めて、スタンプの赤い印とスタンプ台の赤い印を合わせることです。
デーラボッチに目が行ってしまい入り口の展示物には後になってから気が付いたのですが、床一面にはアルプス公園周辺を上空から見た写真がありました。
側面には、スライドや言い伝えなどがあります。
2階には明治から昭和までの登山道具や、昆虫の標本が展示されています。
服も靴も明治と昭和では随分違います。
あまり見られなくなった虫や、よく見られるようになった虫、海外の美しい虫の標本がたくさんあります。