乗鞍お花情報 11

2007.7.16
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台風による大雨が止んだ乗鞍高原は何だか少し蒸し暑く感じますが、街から登って来た方には、とても涼しく快適に感じるそうです。残雪が美しい乗鞍岳を眺めつつ雨上がりの高原を歩くと、いろいろなお花と出会うことができます。
この時期に見られる「キク科」のお花たちを少しご紹介しましょう。
アラゲハンゴンソウノアザミ
左の映像は「アラゲハンゴンソウ」です。毎年これが咲き出すと本当に夏が来たんだなーと思います。北米原産の植物だそうですが、今では日本の高原を彩る人気のお花になっています。
右の映像は「ノアザミ」、これから続々と咲き出します。後ろに咲き始めている白いお花は「ヨツバヒヨドリ」といい、やはりこれから乗鞍高原にたくさん咲きます。山の蝶が大好きな花のひとつということで、このお花を眺めていると蝶も一緒に楽しめるというオマケつきになることが多いです。
ハナニガナ黄花ハナニガナ白花
これは「ハナニガナ」といい、車道の脇などによく咲いています。一ノ瀬園地方面への道はもちろん、三本滝方面への県道沿いにもたくさん咲いています。黄花と白花があります。可愛らしくて女性的なお花です。