乗鞍高原の紅葉が見ごろを迎えています

自然
Wed, Oct 15, 2014
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乗鞍高原の紅葉が見ごろを迎えています

大カエデと乗鞍岳
例年よりも、ちょっと秋が早く訪れた乗鞍高原。山頂付近の紅葉は既に終りましたが、標高1500m付近の高原一帯で、美しい紅葉風景を楽しめる時期になりました。
毎年一番人気の一ノ瀬園地にある「大カエデ」も、鮮やかな発色になっています。
※今回の画像は、全て10月15日の朝9時頃に撮影したものです。
 
大カエデ全景 大カエデ アップ
「大カエデ」は、一ノ瀬園地のつつじ園を更に進んだ場所にあります。一見すると、真っ赤になってピークに達しているようにも見えますが・・・近くで観察すると、まだ葉の色に濃淡があることに気付きます。
例年のピークの色合いから想像しても、あと数日中にピークとなりそうな感じです。
 
まいめの池 乗鞍岳と秋の空
一ノ瀬園地の他の場所でも、綺麗な紅葉を楽しむことができます。
左の画像は、「まいめの池」周辺。右の画像は「どじょう池」周辺。
 
レンゲツツジの紅葉 コナシの実
初夏に鮮やかな朱色の花を咲かせていた「レンゲツツジ」は、紅葉も素敵な色になります。
見上げれば、「コナシ(ズミ)」の実がツヤツヤとしています。
 
山肌の色づき 一ノ瀬一帯が紅葉に包まれる
周囲の山肌は、「ダケカンバ」や「ミズナラ」の黄葉で染められています。何だか暖かそうに見えます。
「ミズナラ」の黄葉が終る頃になると、「カラマツ」の黄葉にバトンタッチします。
乗鞍高原の紅葉シーズンは、山頂からスタートして約1ヶ月もの間、どこかしらで見ごろを体感できます。
 
白樺の黄葉 スーパー林道A線
秋の空と白樺の黄葉・・・いつまでも、眺めていたい景色が広がっています。紅葉散策にピッタリの季節になりました。高原内に宿泊して、一ノ瀬園地だけでなく、乗鞍三滝を巡ったり、あちらこちらの散策路を歩いて秋を満喫してみるのもいいでしょう。
乗鞍高原の女将さんたちが作ったマップは、こちら のページでご紹介しています。ダウンロード、印刷もできますので、高原散策に活用しましょう。 
 
※最後の画像は、大カエデの入口付近にある林道の案内版です。先日の台風19号の影響で、奈川地区と乗鞍地区を結ぶスーパー林道A線において、土砂崩落が発生しました。復旧の作業は実施されましたが、崩落の恐れがある箇所が存在するとのことで、しばらくの間通行止めとなります。但し、乗鞍高原と白樺峠の間は、通行ができます。