小笠原牡丹のある境内「兎川寺」

歴史
Sat, Jul 13, 2019
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小笠原牡丹のある境内「兎川寺」

松本市東の旧制山辺学校校舎の前にある「兎川寺」

小笠原牡丹

兎川寺は、しだれ桜が有名ですが、小笠原牡丹も有名です。すでに花が終わってしまっていました。

 

国宝松本城の小笠原牡丹

天文一九年(一五五〇年)七月に甲斐の武田信玄に攻められた小笠原長時は、林城館にあった純白の牡丹が敵兵に踏み荒らされることを憂えて、これを里山辺の兎川寺に託して去った。

その後同所の久根下家は、この牡丹を守り、昭和三二年(一九五七年)十一月と平成十八年(二〇〇六)一〇月にその株を松本城に移した。

これが小笠原牡丹である。(本丸庭園内の案内看板より)

5月に国宝松本城本丸庭園で撮影した小笠原牡丹です。白い大輪の花が咲いています。

*5月17日のブログはこちらをご覧ください。