窪田空穂(くぼたうつぼ)記念館 ~松本まるごと博物館

文化
Tue, Nov 22, 2016
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「まる博」訪問①
今回は、松本市西部 和田にある窪田空穂記念館を訪れました。
歌人・国文学者として活躍した窪田空穂の業績を記念して
かつては、天領であった和田地区の住宅街の窪田空穂の生家の前に記念館が建てられています。
学芸員の方に窪田空穂に関する熱いレクチャーを受けることが出来、さらっと見てしまう記念館をじっくり楽しめることが出来ました。
IMG_6546明治10年(1877)和田村(現・松本市)生まれ。本名・通治。太田水穂に刺激を受け短歌を作り始めました。
空穂の歌の特徴は内省的な心情の機微を捉えた作風にあります。
早稲田大学の教授になって、歌人・国文学者として後輩の指導にもあたりました。昭和33年(1958)文化功労賞を受賞。昭和42年(1967)東京で数え年91歳の生涯を終えました。(松本市HPより)
常設展では、空穂の生涯がテーマ別に展示され、直筆の短歌、歌集などの出版物のほか、愛用の懐中時計、トランプなどの遺品も展示しています。
現在、開催中の企画展「老いてなお輝くー空穂翁のメッセージー」は、11月27日(日)まで
*詳細は公式HPをご覧ください。
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記念館の道路を挟んだ前にある生家も見学が出来ます。
本棟造りの生家は、明治8年の往時の姿のまま保存されています。
訪問した当日は、地域の子供たちの将棋教室がおこなわれていて、残念ながら中に入ることは出来ませんでした。
庭は、「松本市オープンガーデン」として見ることが出来ます。
オープンガーデンのページです。


IMG_6554◆基本情報
開館時間:午前9時から午後5時まで(ただし入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(休日の場合は翌日)
12月29日から1月3日まで
12月〜2月末までの期間は、土日・祝祭日以外休館
◆お問い合わせ先
松本市立博物館分館
窪田空穂記念館
〒390-1242 長野県松本市大字和田1715-1
TEL:0263-48-3440 FAX:0263-48-4287
午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
◆アクセス
バス:松本駅前バスターミナルから「山形線」20分、「和田町郵便局」下車、徒歩3分
・自動車:松本駅から約20分、松本I.Cから約10分
当サイトのページもご覧ください。
松本まるごと博物館は松本市域を「屋根のない博物館」としてとらえ、施設内という限定された空間から環境そのものを博物館とする開かれた博物館活動を目指します。
まる博物館については、こちらの公式HPをご覧ください。
2016年11月12日に訪問しました。