ほそばら

文化
Wed, Aug 22, 2018
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ほそばら

旧四賀村の蕎麦の名店

四賀のほそばら地区にあるその名も「ほそばら」
元気なお母さんがお一人で蕎麦打ちから接客までこなしている蕎麦屋さん。


映画「神様のカルテ」のロケ地になったことでも有名な場所です。
お店は完全予約制。
取材に伺った日も1階の席は満席でした。
   

メニュー表などはなく、蕎麦のみ。
ですが、注文していない漬け物や煮物などが運ばれてきます!
なんとサービスで出していらっしゃるんです。
この日はそれに加えて山菜まで!
嬉しい心遣いに嬉しくなってしまいます。しかも美味しい!!

メインのお蕎麦の盛りもたっぷり!
わざわざ四賀の奥まで来て貰ったんだからお腹いっぱい食べて欲しいとのこと。
一緒に連れて行った子どもたちも美味しいと喜んで食べました。
なんとお蕎麦はおかわり自由で、存分に味わうことが出来るんです!

数々の有名人のサインも

蕎麦を食べながらのお母さんとのトークタイムがまた楽しみのひとつです。
ロケ地として使われた映画でのことや、数多くの有名人が来店した時の話など
サインや写真を披露しながらいろいろ聞かせてくださいます。
時間があるときはロケで使った2階の部屋を見る事も出来ます。

  

2階から眺める景色もまた最高なのです。

そして、これだけでは終わりません・・・
店主の降旗さんのご趣味で集めたという骨董品など貴重なお宝がある部屋も見せていただけます。
旧役場で使用していたという大きな金庫や歴史的価値のあるウェディングドレス、

  

ひな人形などなど見るだけで思わず「わぁ~」と歓声があがるような代物ばかり。
お蕎麦でお腹いっぱいになったあとは、ぜひお宝鑑賞を楽しんでください。

お母さんのおもてなしにホッコリ

ついついおしゃべりに夢中になって長居をしてしまいます。
築140年という古民家はまるで親戚の家に来たような懐かしさがあり、
降旗さんのお人柄になんだか心があったかくなりました。
県外からのお客さんもリピーターさんが多いというのも頷けます。
また元気な降旗お母さんに会いに行きたくなります。