In Depth Stories

ロケ地巡り

 

 

序章

「orange」について

 

 

松本市在住の高野苺さん作大人気のコミックス青春SFラブストーリー「orange(オレンジ)」。
コミックス累計480万部を突破し、世界9か国で翻訳出版されました。
2015年の実写版映画化「orange-オレンジ-」に続き
2016年にはテレビアニメ連続放映、映画化もされました。
北アルプスを背景に、自然と歴史に綴られる“松本”が物語の舞台となっています。
物語の面白さと、美しく繊細な絵で松本の風景が描かれ、
松本に行ってみたくなるのもコミックスの魅力のひとつです。
 


「orange」公式サイトは、以下をご覧ください。
高野苺さんorange特設サイト
高野苺さんオフィシャルサイト
*映画は、松本シネマ認定第4号作品です。
http://www.matsumoto-film.jp/topics/2096
 

舞台巡り

コミックス・映画・アニメの舞台になった魅力的な場所をご紹介します。

中の橋(なかのはし)

コミックスでも映画アニメでも重要な舞台のひとつ「中の橋」。
赤く塗られた欄干が特徴的な橋です。

  • コミクックス1巻扉絵LETTER3
  • コミックス2巻LETTER8
  • コミックス5巻LETTER19
  • コミックス6巻

幸橋(みゆきばし)

転校して来たばかりの翔を誘い6人であずのパン屋さんのパンを橋の上で食べたりします。

  • コミックス3巻 表紙
  • 映画「orange」

四柱神社(よはしらじんじゃ)

菜穂と翔が2人で願い事をしたり、
そして須和が菜穂にプロポーズする場所。
物語の印象的な場面に度々登場します。

  • コミックス2巻LETTER8
  • コミックス6巻未来
  • コミックス6巻須和弘人

中町・蔵シック館

学校帰り、6人が蔵シック館前の広場で過ごします。

  • コミックス4巻 LETTER17

深志神社

雪の大晦日。二年参りで深志神社に集まりました。

  • コミックス5巻LETTER18

松本パルコ・花時計公園

浴衣を着た菜穂と翔は花時計公園で待ち合わせしたり
放課後によく描かれた公園です。

  • コミックス1巻扉絵LETTER4
  • コミックス2巻LETTER8

あがたの森公園

旧制松本高校跡地に出来ヒマラヤスギ並木が美しい公園で、
コミックスでも映画でも多数舞台になっている場所です。

  • コミックス1・2巻表紙
  • コミックス2巻LETTER8
  • コミックス2巻LETTER8
  • コミックス1巻LETTER2
  • 映画「orange」

城山公園

映画のファーストシーンは
この桜並木を歩く菜穂に花びらが舞い散る

  • ■コミックス2巻
  • ■映画「orange」

国宝松本城

コミックス4巻の表紙では
松本城をバックに赤ちゃんを抱いた菜穂と須和の3人が描かれています。
「4巻のカバーイラストは松本城です。松本城は時間がかかりそうなので、描くことはないと思っていましたが、ついに描きました。大変だと思っていたけど描くのは楽しかったです。」
4巻のカバー裏に書かれていた高野苺さんのコメントです。

  • コミックス4巻
  • 映画「orange」

弘法山古墳

大人になったみんなが満開の桜の時期集まる場所。
「弘法山から見るオレンジ色に染まる空や街や桜を翔と一緒に見たいです。」
と菜穂が翔に宛てた手紙に書かれている。

  • コミックス5巻LETTER20
  • 映画では、ラストシーンの舞台。

松本観光コンベンション協会ロケ支援担当清水さんインタビュー

「orange」は、コミック連載中にコンベンション協会の中でも話題になっていて、松本を舞台に描かれているので、映画化になればいいねとみんなで話していたそうです。
知り合いの映画プロデューサーから、「orange」を映画化するので、担当プロデューサーの相談に乗って欲しいと、2015年春に電話がありその後ロケが決まりました。
制作中はいろいろありすぎて、大変でしたが、長野県内オールロケで、スタジオ撮影は無しでしたが、撮影中お天気に恵まれたのは幸いでした。
1番印象的だったのはナワテのぼんぼん(お盆の頃の少女が参加する伝統行事)のシーンでした。エキストラとして大勢地元の少女たちが浴衣を着て集まり、トラブルもなく順調に撮影が出来たのはとてもよかったです。一月半の撮影期間、松本市全体が一体となり応援していた雰囲気はありました。
orangeは、元々コミックで知られていたのも凄いなぁと思いました。

映画の舞台になったナワテ通り「たい焼きふるさと」店主

コミックスの「orange」1巻の扉絵、中の橋の上で主人公の2人が食べているたい焼きがふるさとのものだと知り驚きました。高野先生がふるさとの「ウィンナーたい焼き」を紙面で紹介して頂きとても光栄でした。

映画では、店を舞台にも使っていただきました。撮影当日夏まつりのシーンで、浴衣を着た大勢のエキストラさんがナワテ通りに溢れていて、店の前にとても綺麗な男女がスタンバイしていました。当時NHKの朝ドラを毎朝見ていたのですが、テレビで見るよりもはるかに美しいお2人に、最初主役の2人とは気がつきませんでした。
翌日は、いっきに夏からクリスマスのシーンの撮影で、6人みんなで店の前のベンチでたい焼きを食べるシーンでは、何度もリハーサルをするうちにお腹がすいていたのか、みんな本番前にたい焼きを食べてしまいあわてて新しいたい焼きを焼きました。
よくお客さんにお2人は何を食べましたかと聞かれます。夏まつりのシーンでは、土屋太凰さんは、ウィンナーたい焼き、山崎賢人さんは、たいやきアイスを食べました。
クリスマスのシーンは、6人が3種類(あんこ・カスタード・ウィンナー)を食べました。