「日の出町」の名が示すように、全盛期には日の出の勢いで発展した片倉工業にあやかりその名が付けられました。
明治時代23年に松本最初の製糸工場ができ、後に世界を征した「片倉工業」が設立されました。その後松本は「商都」と呼ばれる街へと発展し、初代松本商工会議所の会頭を片倉工業社長の今井五助が20年という長期に渡り務めました。片倉工業の女工さんがお休みになると日の出町で買い物したり、その西に続く中町は、繊維関係の問屋街として栄えました。現在は2017年にイオンモールがオープンし、まちの在り様は時代と共に変化しています。
最近の日の出町には、閉店した小さな店の後に若い方たちのイノベーションした店も増えてて、清らかな水が湧く湧水井戸も多くあるので、湧水巡りしながらブラブラ散歩するのも楽しいです。